ギャッベとガゼニなど手織りカーペットの魅力をお話しします。
手織りカーペットは、インテリアに温かみと個性を加えるアイテムとして多くの方に愛されています。その中でも特に人気が高いのが「ギャッベ」と「ガゼニ」です。この記事では、これらのカーペットの特徴と選び方についてご紹介します。
ギャッベ
ギャッベは、イラン南西部の遊牧民によって伝統的に織られるカーペットです。その素朴でありながらも色彩豊かなデザインが特徴です。ギャッベは、自然の風景や動物をモチーフにした柄が多いです。そのため、手織りならではの温かみを感じることができます。また、ウールを用いた厚みのある質感が、足元を柔らかく包み込み、居心地の良い空間を演出します。
ギャッベの活用方法
ラグとしてお使いいただくこともできますが、その厚みから、小さいサイズは座クッションのように使われることもあります。
色が鮮やかなことから、アクセントカラーとしても使用されることが多く、スカンジナビアンスタイルの家具とも相性が良いです。
ガゼニ
一方、ガゼニは、アフガニスタンのガズニー地方で育った羊の毛を使用した絨毯です。 染色していないため、羊の毛の本来の色を生かしています。ベージュからブラウンまでのトーンが綺麗に出ていて、様々なインテリアスタイルに合います。また、染色しないことで、繊維に油分が残っています。そのため、しっとりとした質感が特徴的です。
がゼニの活用方法
ギャッベ同様に、座クッションとして活用するケースも多いです。また、クッションカバーとしても使用されます。ベージュやブラウンは、空間に馴染みやくす、トーンを抑えたい場合にも活用できます。
手織り絨毯を選ぶポイント
手織りカーペットを選ぶ際のポイントとして、まずは使用する場所や目的を明確にすることが重要です。それと同時にインテリアのスタイルを意識して、どちらが合うかを検討します。
また、色や柄の選び方も、インテリア全体のバランスを考慮することが大切です。部屋全体の色調に合わせることで、統一感が生まれ、より洗練された空間を作り出すことができます。
アクセントカラーとしてリビングルームに敷くのであれば、ギャッベのように発色が良い絨毯が適しています。逆に、ベッドルームなど、プライベートな空間で裸足で楽しみたい場合は、ガゼニがおすすめです。
手織り絨毯まとめ
手織りカーペットは、世代を超えて長く愛用できるインテリアアイテムです。日々のお手入れをしっかりと行い、大切に使うことで、時間を経るごとにその味わいを増していきます。ぜひ、あなたの生活空間にぴったりの一枚を見つけてみてください。
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