革ソファの種類を、染めたか別に説明しています。
革ソファは、その高級感と耐久性から多くの人々に愛されています。しかし、革ソファを選ぶ際には、革の染め方の種類によって大きく印象やメンテナンス方法が異なることをご存知でしょうか?今回は、革ソファの中でも大きく分けた3種類の染め方をご紹介しています。アニリン染め、セミアニリン染め、顔料染めの順にお話しします。
アニリン染め
まず、アニリン染めとは、革の中でも最もナチュラルな仕上げが施されたものです。染料のみを使用しているため、革本来の風合いや自然なシボが楽しめます。そして、染めた後に、コーティングはされていません。そのため、アニリン染めのソファは、時間が経つにつれて色味や質感が変化ます。そして、使い込むほどに味わいが増していきます。ただし、防汚加工が施されていないため、シミや汚れに弱いという点には注意が必要です。水に濡れるとシミが残ります。
セミアニリン染め
次に、セミアニリン染めについてです。セミアニリン染めは、アニリン仕上げに軽く表面加工を施したもので、アニリン染めの自然な風合いを保ちながら、耐久性を高めています。適度な防汚性もあり、日常的な使用において扱いやすいのが特徴です。このため、アニリンレザーの美しさと耐久性を兼ね備えたセミアニリンレザーソファは、家庭での使用に非常に人気があります。レザー用のクリーナーでメンテナンスをすることをおすすめしています。使用頻度によりますが、1年に1回の頻度でメンテナンスすることをおすすめしています。
顔料染め
最後に、顔料染めについてです。顔料仕上げは、革の表面に着色したもので、均一な色合いと高い耐久性が特徴です。汚れや傷が付きにくいため、ペットや小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できます。そのため、顔料染めのソファは、機能性を重視される方におすすめです。年月が経つと表面に割れ目ができたり、ボロボロと剥がれ落ちることがあります。そのため、長く使用されたい場合は、張替えをする必要があります。
革ソファの種類 さいごに
これら3つの革の特徴を理解することで、ご自身のライフスタイルに合った革ソファを選ぶことができます。アニリン染め、セミアニリン染め、顔料染めのそれぞれの魅力を知り、ぜひお部屋にぴったりの一品を見つけてください。革ソファは、長く愛用できる家具の一つですので、選ぶ際にはじっくりと検討することが大切です。
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