間接照明の使い方を工夫すると、部屋の印象は驚くほど変わります。この記事では、部屋別の設置ガイドに加えて、よくある失敗とその対策まで解説します。あわせて、光の色が心身に与える影響についても、目的別に紹介します。
間接照明の種類
間接照明には、光の当て方によっていくつかの種類があります。代表的なタイプを紹介します。
- コーブ照明:天井と壁の境目に設置し、天井に向けて光を放つタイプです。
- アップライト:床や低い位置から上向きに光を当てるタイプです。
- ダウンライト:高い位置から下向きに光を投射するタイプです。
- ウォールウォッシャー:壁面を均一に照らすタイプです。
間接照明のメリット
- リラックス効果:やわらかい光が、心身をリラックスさせやすくします。
- 空間の拡張感:壁や天井を照らすことで、空間が広く感じられやすくなります。
- インテリアのアクセント:家具や装飾品を際立たせる効果が期待できます。
- 調光による雰囲気の変化:明るさを調整することで、シーンに合わせた表情を楽しめます。
- 目の負担軽減:直接光源が見えないため、目への負担を抑えやすくなります。
部屋別・間接照明の使い方
リビング
ソファの後ろや壁面をやわらかく照らすと、奥行きが生まれます。天井の主照明だけでは出せない雰囲気です。テレビの背面を照らすと、画面との明るさの差が減り、目の負担を抑えやすくなります。
寝室
ベッドサイドやヘッドボード裏に間接照明を置くと、落ち着いた雰囲気になります。就寝前のリラックスした時間をつくりやすくなります。主照明を消し、間接照明だけで過ごす時間を設けるのもおすすめです。
ダイニング
テーブル上のペンダントライトに加え、壁面やコーナーに間接照明を足すと効果的です。食卓の雰囲気がより落ち着いたものになります。
バスルーム・書斎・廊下
バスルームは足元灯で安全性を高められます。書斎は手元を明るくしながら壁面をやわらかく照らすと、目が疲れにくくなります。廊下は足元の間接照明で、夜間の移動時の安心感を高められます。

間接照明の使い方でよくある失敗と対策
間接照明の使い方でつまずきやすいポイントを、3つ紹介します。
- 光が強すぎる/弱すぎる:主照明と同じ明るさを求めると失敗しやすくなります。間接照明は「補う光」として使うのが基本です。主照明より控えめな明るさを目安にすると、自然に仕上がります。
- 設置場所が中途半端:壁や天井から離しすぎると光が拡散しすぎてしまいます。壁際やコーナーなど、光を反射させやすい場所に置くと陰影がきれいに出ます。
- 色味がちぐはぐ:複数の照明を使う場合、電球色・昼白色が混在すると空間がまとまりにくくなります。基本は同じ色温度でそろえることをおすすめします。
光の色と心理的な効果
間接照明の使い方に、光の色の知識を組み合わせると、さらに効果的です。照明の色温度は、過ごし方の気分に影響すると考えられています。夕方以降のリラックスタイムには、暖かみのある電球色が向いていると言われています。一方、集中して作業したい時間帯には、白っぽい昼光色・昼白色の方が向いています。気持ちを切り替えやすいと考えられています。
こうした色の使い分けは、自律神経を整えるうえでも役立つと考えられています。ただし、体調や好みには個人差があります。まずは寝室やリビングなど、リラックスしたい場所から始めてみましょう。少しずつ電球色を取り入れてみるのがおすすめです。
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